体に優しいカットスタイル：耳

 

こんにちは！

河内長野、キックス横でトリミングをしています

ドッグサロンユンです(*^-^*)

 

長毛種のワンちゃんにはお耳にも

長い毛が生えます。

耳の毛が長い事や短い事で、

『女の子らしい』『ふんわり』など

様々な印象に変化します。

今日は、主にシニアのワンちゃんや

てんかんなどの神経系の疾患を持つワンちゃん

また、まだまだ若いワンちゃんも

少し気にかけて頂けると嬉しい、

そんな体に優しいカットスタイルのお話です。

耳の周りにはたくさんの器官

脳や目、鼻、口へと血や水分、栄養を

運ぶための器官が耳の周りにはたくさんあります。

耳と言えば三半規管という器官があり、

平衡感覚やバランス感覚を担うとても大切な部分です。

この耳の周囲には、たくさんの筋肉が走っていて

これらの筋肉が張ったりこったりすると

その血管やリンパ管、神経などを圧迫してしまいます。

小さな犬には意外と重いかも

伸ばせば女の子らしい印象の耳の毛ですが、

たった数キロの小型犬にとっては、たった１０グラムでも

ずっと耳にぶら下がっていれば、かなりの負担でしょう。

いや、人でもかなりの重みかもしれませんね。

耳の付け根の筋肉はかなり使っていると

思われます。

長いスタイルの例↓

可愛いですけどね(*^-^*)

トイプードル

ミニチュアシュナウザー

犬はどれぐらい耳を動かす

犬は感情を耳に表現します、

嬉しい・怖い・興味・安心など

耳を立てたり寝かせたり、いろいろな

形にして伝えています。

その耳が重いと、犬が何らかの感情を

持つたびに大きな負担がかかっている

可能性があります。

とくにシニア層やてんかん症状を持つ子など

には、さらに負担になっているかも。

犬も『かわいい』と言われたい

だからと言って、すべてのワンちゃんの

お耳の毛をバリカンでツルツルに！

っていう話ではありません。

わんちゃんは『かわいい』という言葉で

喜びますし、トリミングが終わった自分を見て

『かわいい！』と飼い主さんが喜んでくれる

事が大好きです。

なので、出来るだけ耳を軽く出来る

可愛いカットをトリマーさんと相談してみましょう。

可愛くなくちゃワンちゃんだって嫌ですよね。

短いスタイルの例↓

トイプードル

ミニチュアシュナウザーは

刈るのがノーマルスタイル

短くてもかわいいカットはたくさんあります、

私も体に優しいカットスタイルを追求していきます☆

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