2020/08/22
こんにちは!
河内長野、キックス横でトリミングをしています
ドッグサロンユンです(*^-^*)
ワンちゃんは4本の足を左右交互に
蹴る➡前に出す➡蹴る➡前に出す・・
を繰り返して前進しています。
しかし、何らかの弊害があると
それをカバーするために変わった歩き方を
することがあります。
その一つが『飛びながら歩く』現象。
『歩く』のに必要な筋肉
前足が前方へ出る時、
後方へ蹴る時、
肩甲骨・肩・腕・胸・背中
などかなり広い範囲の筋肉が使われます。
後ろ足が前方へ出る時、
後方へ蹴る時、
お尻・前モモ・モモ裏・内もも・膝
など、こちらも多くの筋肉を利用して
動いています。
これは人にも言える事で、
一つの動作で使われる筋肉は意外と多いんですね。
筋肉はどう動くの?
では、これらの筋肉はどう動いているのでしょう、
例えば『前足を上げる』時、
こんな小さな動きにも
肩の後ろの筋肉は縮む、
肩の前の筋肉は伸びる、
腕の前側は縮む、
腕の後ろは伸びる、
などなどの動きがあり、
やっと前足が上がるのですね。
このように前後や左右で違った作用をして
体を動かすのです。
『伸びれば動く』『縮めば動く』
という単純な作りではないんですね。
ハリとコリって何
そんないろいろな動きをする筋肉は
負荷がかかり続けると血行不良を起こし、
『固まる』、コリやハリという現象が起こります。
犬ではありませんが放し飼いの鶏の肉は
ゲージ飼いされていた鶏の肉に比べて柔らかく
筋っぽさが無いそうです。
これはゲージの中で運動不足とストレスをため込み
血行不良を起こし筋肉がハリ・コル事で固く
なってしまうそうです。
どんな状態が『弊害』?
そうしてハリやコリが生じた筋肉は
固くなるので、伸びたり縮んだりする事が
苦手になります。
『可動域が狭くなる』という事です。
例えば、
足を前に出す時に伸びる筋肉が
伸びにくく10あるうちの3程度しか
伸びないという弊害が起こるのです。
伸びなければ、もっと前に出したいのに
出せないので、近くにしか出せない。
歩幅=可動域が狭くなります。
動かしにくさからくる『歩き方』
では、その弊害によって、
動きにくくなってしまった時、
犬はどういった工夫をして『もっと前に行きたい!』
気持ちを埋めるかというと、
『飛んで進んでみる』
『腰を振って後ろ足をもっと前に出す』
など、それはそれはいろいろな工夫をして
歩くんです。
そして、そんな変わった歩き方は
他の部分にも必ず負担をかけます。
『飛ぶ』子は骨盤に常に衝撃があるので
腰痛を持ちます、足首も関節痛を持つし
弊害は弊害しか生まない。
一度歩いてるところをムービーで撮ってみて
チェックしてみてください。
改善するには
先ほどお話したように、
伸びにくい、縮みにくい状態から
そういった歩き方になるので、
その部分の筋肉のコリやハリが
緩和されれば改善されるはずです。
ただ、筋肉はそれ単体での働きではないので、
ポイント的なケアではうまく改善されないかも
しれませんが、一度やってみてください。
続けやすいように、二つだけ
注意:いずれのマッサージも
『効くんかよ。。。』と思うぐらい
優しくゆっくり丁寧にしてください。
犬の筋肉はとても細くて繊細で
傷つきやすいです。
そして、一度マッサージしたぐらいでは
フワフワになりません
続ける事が大切です。
※行う際は自己責任でお願いします。
前足を動きやすくする
※インスタの画像使いまわしです( ̄▽ ̄)
肘関節の少し上の筋肉、
こっていなければ柔らかいですが
こっているとカッチカチです。
親指の腹と4本指の腹で挟んで
揉みます。
この時絶対に指先は使わない事
握らない事!
豆腐を揉んでると思って下さい。
後ろ足を動きやすくする
内股のちょっと後ろ側、
筋張っている子が多い所です。
ここは揉みません、
プルプル揺らします。
ここも指の腹で優しく、揺すります。
筋肉の間に指を入れない事!
少し下の膝の裏は絶対触らない事!
プリンを揺すってると思ってください。
本当に優しくですよ、
しつこいですが優しく扱ってください。
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ドッグサロン ユン
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