2020/07/03
こんにちは!
河内長野、キックス横でトリミングをしています
ドッグサロンユンです(*^-^*)
イヌは、もともと走って獲物を捕らえる事
を毎日の日課としていました。
なので、走る事に特化した形をしています。
ですが、現代のワンちゃんにはその必要が
無くなりましたが、形だけはそのまま。
そのデメリットは大きかったようです。
大昔のイヌの肉体改造
その昔、イヌは早く走る為に、
肉体改造をしました。
①鎖骨を無くして腕を前後のみに
すばやく動かせるようにした。
②胴の幅を細くして腕を振りやすく
した。
③骨盤を小さくして、前足の動きに
着いていきやすくした。
この肉体改造のおかげでイヌは
前傾姿勢を保ち、速く長く走る事が
可能になりました。
肉体改造のデメリットが致命的
速く長く走れるようになったイヌですが、
改造にはメリットと共にデメリットが
あります。
①鎖骨が無い事で首の筋肉と
足の筋肉が連動してしまう。
歩くだけで、首や肩の筋肉を使い、
立っているだけで、重い頭を筋肉だけで支え、
前傾姿勢の為に、常に前足で踏ん張っている。
つまり→普通に生活しているだけで肩や首
胸などの上半身の筋肉を酷使しています。
②胸が深くなる事で、胃にガスが溜まりやすく
胃捻転・胃拡張を起こすようになった。
(胃がねじれてしまう事で、周辺の血管や
神経を巻き込んでショック死してしまう。)
樽型の胴体であれば、内臓が動きやすく
おそらく胃や腸の中でガスが発生しても
抜けやすかったのではないかと考えます。
胴の幅は細くなりましたが、持久力に必要な
大きな肺はそのままなので、胃から腸へのガスの
移動がしにくくなり充満し胃が膨れると思われます。
つまり→一度に大量のご飯や水を摂取すると拡張の
リスクが高まります。
③骨盤が小さくなった事で、もろくなり
固い地面では衝撃が吸収出来ず足腰を傷めやすい
骨盤は、背骨と足を繋ぐ部分ですが、
実は支えているのは、小さな仙骨という骨
で、上半身の骨格に比べて明らかに小さすぎる。
つまり→仙骨周辺の筋肉が足腰に対する衝撃を吸収
していますが、衝撃を与えすぎると固くなり
吸収することが出来なくなります。
今回はここまでです、
前傾姿勢に重きを置き改造された体は
デメリットも持ち合わせました。
次回、後編はこれを踏まえて私達が
イヌにしてあげられることをお伝えします!
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ドッグサロン ユン
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