2020/02/28
こんにちは!
河内長野、キックス横でトリミングをしています
ドッグサロン ユン です(*^-^*)
日ごとに暖かくなってきていますね、
冬が終わるのも寂しいですが、
春が来るのも待ち遠しいですね☆
ワンちゃんによく見られる『フケ』ですが、
よく言われる乾燥が原因だけではありません。
フケの正体
フケは皮膚が生まれ変わった時に剥がれ落ちた
皮膚の残骸です。
皮膚は複数の層から出来ていて、表面の層が剥がれる
とその下の層が表面へ押し上げられるというターンオーバー
という皮膚の再生サイクルが行われます。だいたい
3週間ごとにターンオーバーを繰り返すサイクルです。
フケの原因
①皮膚の乾燥・・暖房機器の暖かい風を浴び続けたり、
脱脂力の強いシャンプーで洗った時に、表面の
皮脂が減り、皮膚が通常のターンオーバーよりも早く
めくれてしまう時に見られます。
この場合は毛をめくると皮膚がひび割れたように見えます。
しわしわとした感じにも見られます。
②服を着ている事・・寒がりな子など服を着る機会が
多い子にもフケがよく見られます。
通常皮膚はいろいろな方向に引っ張られ、
そういった刺激がターンオーバーを行います。
しかし、服の圧迫によって皮膚が動きにくくなり
正常なターンオーバーが行われにくくなる事で起こります。
さらに、
剥がれた皮膚(フケ)は落ちて行きますが、服がある為
皮膚の上や毛に残ります。
③緊張・・皮膚は筋肉の上をカバーするように全身を
覆っています。
精神と筋肉は非常に影響を受けやすいので、
『怖い』『痛い』『興奮している』などの状態になった時
筋肉は縮まって固くなります。
また、『コリ』がフケの原因にもなるのです。
筋肉を覆っている皮膚までギュっと
縮められるため、古い皮膚が剥がれやすい状態となり
フケが見られます。また、猫をはじめ短毛のワンちゃんに
よく見られる興奮した時に背中の毛が立つ状態も、
筋肉が固くなる事で、毛穴の方向が『立つ』ので
毛が立ちます。私たちの『鳥肌』も同じです。
④老化・・シニアのワンちゃんは体力と同時に
新陳代謝も悪くなります。血流が悪い事で、皮膚の
ターンオーバーサイクルがうまく行なわれず、
撫でられたり、ブラシをかけたりといった外からの刺激で
皮膚が剥がれるためフケが出ます。
⑤抜け毛・もつれ・・チワワやダックスフンドなど
抜け毛の多い犬種や長毛の犬種に見られます。
抜け毛やもつれが、ブラシをかけるなどして皮膚の上に無い場合は
通常のターンオーバーを行う事が出来ますが、
抜け毛が皮膚の上で溜まってたりもつれて固まっていると
皮膚の動きが悪くなる為、ターンオーバーがうまく
行えないのでフケが出る事があります。
⑥皮膚疾患・・アレルギーなど、皮膚の上で何らかの
炎症が起こったりすると、皮膚は修復しようとするので
ターンオーバーのサイクルよりも早く皮膚が剥がれます。
真菌(カビ)や、ノミダニアレルギー、食物アレルギー
などが原因として多いようです。
⑦ホルモン疾患・・ホルモンと皮膚もとても密接な
関りがあります。
左右対称の脱毛や皮膚の黒ずみ、灰色のフケなど
ホルモンバランスが崩れていたり、遺伝性の疾患で
持っていることもあります。
去勢や避妊をしている場合、本来精巣や卵巣から出る
ホルモンが無くなるので、その他のホルモンバランスを
崩してしまう事があります。
このように『フケ』には、たくさんの原因があります、
原因によって対処は変わります。
乾燥のせいだと保湿を続けても、治らないのであれば
原因は他にあります。
まずは、上記を一つずつチェックしてみてください
きっと良くなるはずです(*’ω’*)
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ドッグサロン ユン
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