大阪府河内長野市のドッグケアサロンdog salon UNE(ドッグサロンユン)
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一つの病気と人と犬の歴史

 

 

こんにちは!

河内長野、キックス横でトリミングをしています

ドッグサロン ユン です(*^-^*)

犬はいつから犬として人と暮らし始めたのでしょう?

狼であった彼らは人と暮らし始めて

表情も豊かになりました。

そして、人は犬をいつから作業犬という

役割を超えて、家族として暮らし始めたのでしょうか

家族として暮らしていた形跡が残っていたそうで

それには、一つの病気がカギになっています。

変形性脊椎症

(へんけいせいせきついしょう)

よく『ヘルニアになった』といいますよね、

似ているのですが少し違うんですよ。

変形性脊椎症は、

背骨にある脊椎の骨が加齢などの原因または

先天性の原因によって変形し、神経を圧迫し

歩けなくなったり痛みを伴う病気です。

椎間板ヘルニアは背骨の腰あたりにある軟骨が

突出して神経に当たり痛みを伴います。

どちらも、治療が必要ですが、

変形性脊椎症は老化と共に現れるので

9才を越えるとだいたいの犬に見られます。

古代犬と変形性脊椎症

古代犬の遺骨の多くには背骨が変形している

ものが多かったそうで、

これは変形性脊椎症の症状と同じです。

これは重い荷物の運搬を繰り返して

いた為だとしてこれまで考えられていました。

古代犬と犬とオオカミの比較

ペットとして飼われていた犬、

ソリを引いていた犬、

オオカミ、それぞれの遺骨の調査が

されました。

全部で396頭分の骨です。

それによると、3~5才で約半数の個体に

背骨の変形が見られたそうで、

ソリを引いていても、ペットであっても

狼であっても同じだったそうです。

さらに9才を越えるとほぼすべての個体の

背骨に変形が見られました。

やはり、古代犬の背骨の変形は老化による

物であったと証明されました。

古代犬と人

野性で生き抜くには、正常に歩けなければ

獲物を捕ることも出来ず、そういった病気に

かかれば早くに命を落とす可能性は高いです。

ですが、古代犬の骨には変形が見られました。

これは、その古代犬が高齢犬であったと

思われます、それは人が年老いた犬に

食べ物を与え、守り、世話をしていたという

証明にもなりました。

古代の人も、犬が年老いたら介護をしていた可能性

が高く、ただの作業犬ではなく、大昔から犬は

家族としての地位を持っていたという事になります。

年老いた犬を見捨てる事なく、

貴重な食糧を分け与えていたのです。

現代では、年老いたり、病気になったりした

ペットを手放したり、きちんと世話をしない飼い主も

残念ながら多いです。

古代の人と犬との結びつきは

現代に至るまでに何が変わってしまったのでしょうね。。

当然の事ですが、家族に迎えたのであれば、

最後の最期まで全力で生かしてあげて欲しいと

思います。

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ドッグサロン ユン

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