2019/06/18
こんにちは!
河内長野、キックス横でトリミングをしています
犬はそれはそれは昔から人と共に生活し
感情すらも理解する事が出来る、
人にとって動物という枠を超える存在です。
ですが、まぁめんどくさい事が多いのも事実、
それは経済的にであったり、
精神面にでもあったり、
それでも求めてしまうのはなぜなんでしょうね。
犬は空気が読める
我が家で、私が子供に小言を言いだしたり
噴火しだすと、すぅ~っと子供の横へ行くし、
長くなると私の足やらをちょいちょいとつつく
などして『そろそろ。。。』と言いたげに
見上げるのです。
これは子供を弱者として認識して、私が責め立てている
事を理解し、守ろうとする行動と思われます。
また、子供が泣いていたり元気が無いと横で座り
泣いていれば涙を舐めています(これは美味しいからなのかも…)
犬は声のトーンや表情、動くスピードなど
いつもとの違和感を察知し弱っていると感じ
仲間を守る行動だと思います。
このように犬という生き物は空気を読む事が
とても得意ですが、空気を読むというよりも
常に私たちを観察し、違和感などを感じ取る事が
出来るとう生き物です。
犬は求める生き物
犬は昔群れで生活をしていました
なので、基本的には一人でいる事は苦手です。
耐えられるというだけで、本当は常に仲間を
感じていたいし、コミュニケーションを
取りたい生き物なのです。
看板犬ジュウは強烈にしつこい性格なので
足をカリカリする、顔を擦り続ける、
見続ける、などの自分が出来る最大限の
要求を繰り返し抱っこへと導く犬です。
この要求の仕方は個性によって変わり
吠える子も居れば、その場を離れて拗ねる事で
気を引こうとする子も居ます。
そして、それを無視することは悪い事では
ありません。
私たちにはするべきことがあるし、
犬の為に生きているわけではないですよね、
あくまでも私たちの時間に合わせて要求を
飲んであげるスタイルが大事です。
犬はお金がかかる
これは飼ってみると痛感された方が
多いのではないでしょうか。
一昔前は玄関先につないで予防接種も
せずに洗われることも無い、
散歩はセルフでウロウロ、
ご飯は猫まんま~なんて時代もあったようですが。
今は違いますね、
ご飯は1キロ2000円以上の物を3袋とします
シャンプーやケアは犬種にもよりますが
小型犬の場合は3000円~8000円、
ペットシーツが約5000円
その他におやつやなんやかんやで
月に20000円以上の出費は確実です。
さらにドッグラン・ドッグホテルなどを
利用するならその費用も掛かります。
また、年に一度、予防接種をします、
狂犬病ワクチン、混合ワクチンです
これが10000円~です、混合ワクチンの
種類によって高額になっていきます。
そこに初夏から初冬までフィラリア予防
ノミダニ予防の投薬、でだいたい
20000円の出費。
更に、ペット保険は若いときに加入したとして
年間約40000円。
何も特別な病気無く、おもちゃなどのグッズ
を買わなかったとして年間最低90000円以上かかる計算です。
これを覚悟して飼ったお家は少ないのではないでしょうか
私もその中の一人です、驚愕の数字ですね。
これから、もし飼うことを考えている人を見つけたら
年間9万円大丈夫!?
と一声お願いします。
犬という生き物を健康に健全に飼うことの
出来る最低限の出費です。
犬は運動が必要
例えば、
3畳ほどの部屋に私達が入れられ定期的に
水、ご飯が運ばれてきて、
トイレも同じ部屋にあり、
娯楽として本があるかもしれません、
その部屋には自分だけ。
どうですか?
考えただけでストレスを感じます。
これはゲージに入ったまんまの
犬の状態を人として表現してみました。
刑務所ですよ、この状態では。
室内犬には散歩がいらないという
販売方法があるそうですが、
生き物に運動が必要ないわけがなく
室内で出来る動きには限度があります。
年齢や性格的にも肉体的に問題がある場合
を除いて、犬には運動が必要です。
動く欲求・・歩いたり走ったり飛んだりと
体を動かす事で発散することが出来ます。
知る欲求・・臭いを嗅いでここを通った他の
動物の事を知ったり、本能である縄張りを
張るという欲求も同時に発散します。
散歩に出かける事でこの要求を発散すると同時に
一緒に出掛けた人ともコミュニケーションが
取れるのです。
素晴らしい時間です、もしも歩かなくても
一緒に出掛けるだけでも良いです。
抱っこでお散歩は大いに結構なんですよ!
運動の仕方は後ろ足に出来るだけ負荷をかける事
上り坂を登る、階段を上がるなどを
散歩中に取り込んでみるだけでも良いと思います。
寝たきりにしないために若いときから
運動は取り入れてあげましょう。
犬は全身で表現する
犬は喋れません、自分の言葉を持たないので
体を使って気持ちを表現します。
嬉しい・楽しい・大好き(あ、つい。)
悲しい・怖い・申し訳ない・嫌だ・眠い
などなど私たちと同じような感情を持って
それを尾や耳まで使って表現するのです、
伝えたいという欲求をここまで持つ動物もそういません。
ただ、しっぽを振っていても実は嫌だったり
歯を剥いて怒っているように見えて喜んでいたり
表現方法は様々で、それは一緒に暮らしているから
理解し合える部分が大きいです。
喋れないから表現を見て気持ちを推測して、
こうかな?こうして欲しいのかな?と
予想して行動してあげるしかないんですよね。
大変なことですよ、
気持ちを読まないといけないのですから。
でも、そうやって深まっていくんですよね、
お互いにどうして欲しいかを理解し合える
ようになるんだと思います。
イギリスで面白いアンケート結果が出たそうです
『愛犬は何個あなたの言葉を理解していますか?』
愛犬家は平均50~100個だったそうです、
対して牧羊犬に指示を出すハンドラーやドッグトレーナーは
5~10個だそうです。
プロと一般飼い主では感じ方に10倍の差があるんですね、
それはきっと私たちは『こう感じていて欲しい』という期待を
もって見ているからですね。
犬が表現するそれぞれの気持ちはなかなか理解しにくい
難しさがありますが、その中でも探り当てて
近づく楽しさがあると思います。
犬をはじめ、他の生き物と暮らすのは
とても大変で、めんどくさくて、
負担も大きいです。
でも、話しかければ黙って聞いてくれる
嘘がつけない、
私達が居ないと生きていけない、
わざとかと思うほど面白い瞬間がある、
そんな彼らは大切な存在になります。
大切に育ててあげましょうね
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