2019/03/09
こんにちは!
河内長野、キックス横でトリミングをしています
間違ったシャンプーの仕方は
ワンちゃんにとってトラウマになって
どんどんお風呂が嫌いになります。
今回は正しいシャンプーについてです(*’ω’*)
どのぐらいの期間で洗うべきか
仔犬・成犬の場合
月一回でも十分ですが、
撫でて脂っぽいや、臭いが気になるのであれば
2週間に一度シャンプーします。
それ以下になると洗いすぎて乾燥し、
皮膚が炎症を起こすことがあります。
どうしても毎日というのであればお湯で洗う
程度にしてあげましょう。
シニア犬の注意
お風呂はとても体力を消耗します、
体温も急激に上がる事があるので
基本的にはあまりオススメしません。
体力がかなり落ちているのであれば
止めておくのが正解です、今は
洗い流さない、ドライシャンプーが
たくさんありますので
それを利用しましょう。
シャンプーの選び方
ワンちゃんの皮膚は実は人の赤ちゃんよりも薄く
敏感なので、あまりにも洗浄力が強いシャンプーや
人用のシャンプーは皮膚を傷めるので止めておきます。
ご自身で選ぶというのは数が多くて大変なので、
そういった事に詳しいスタッフがいるお店で
相談して購入しましょう。
個人的にはトリートメントが入ったものが
良いです、リンスを付けて流すという工程が
一つ減るとワンちゃんも人も楽です。
シャンプー前の準備
ブラッシング
長毛種のワンちゃんも短毛種のワンちゃんも
必ず毛を梳いてからシャンプーします。
もつれた状態であったり
抜け毛が根元に詰まっている状態は
せっかくのシャンプーが皮膚に到達出来ずに
きれいに洗えません。
毛をめくったり、かき分けたりして
確認して見てください。
また、濡れてしまったもつれや抜け毛は
乾いている時よりもさらに固く取れにくく
なってしまいます。
ブラッシングは必ずです!
道具
◎シャンプー
◎おけ(洗面器など)
◎スポンジ(洗車用ならなお良いです)
◎タオル(大きくて吸水性の高いもの、
これがドライヤーの時間を短縮してくれるポイントです!)
温度
だいたい37度ぐらいです、
腕の内側に当ててぬるいぐらいがベストです。
お湯を全身にかける
シャワーヘッドは体にくっつけて濡らします
これには
◎よく水が浸透する
◎水の音が減らせる
というメリットがあります。
お尻から頭に向かって濡らしますが、
いきなりしっぽを掴むと嫌がるので
止めておきましょう。
濡れているか必ず毛を分けて確認してください
頭はどうする?
首まで濡らせたらワンちゃんの顎の下に
手を当てて上を向くようにくいっと
あげます
こうすることで鼻に水が入りにくくなります。
顔の周りは音が大きく聞こえて嫌がることが
多いので、その場合は、シャワーを最弱にするか
スポンジにお湯を含ませて
顔を撫でるように濡らします。
耳も濡らしていいの?
耳の穴に多少の水が入っても大丈夫です、
ワンちゃんは首を振ることで水抜きが出来ます。
ただ、シニアの子やきちんとブルブルが出来ない
子もいるので大量に入らないようには
注意してあげましょう。
少しぐらいは大丈夫です。
シャンプーで洗う
泡立たせる?
原液をそのままチュ~っとワンちゃんにかけて
指でガシガシ泡立てるのはNGです。
洗面器などのおけに原液を入れて
お湯を3倍ぐらい入れてスポンジでぐしゅぐしゅ
揉むとしゃばっとした泡が出来上がります。
ふわふわの泡でも良いのですが、
こちらの泡の方が洗浄力が上がるようです。
そしてその泡の付いたスポンジでワンちゃんに
泡を乗せていきます。
どこまで付けてもいい?
体のすべてに泡が付いたら、最後に顔周りです。
なぜ最後かというと、目にシャンプー剤が
入るリスクを減らすためです。
顔周りは『最後に洗って最初にすすぎます』
洗い方
指先ではなく、指の腹で洗います、
出来るだけ指や手とワンちゃんの体の間に
泡があるようなイメージで洗います。
こうする事で、泡が移動して足りなかった
ところにも広がるようになります。
耳先・足先は特に汚れやすく脂が
溜まりやすいので念入りに洗います。
ここできちんと洗えていると
ドライヤーの時間がぐんと減ります。
すすぐ
最初に濡らした方法と同様にして
泡をすすいでいきます。
今回は頭・顔周りの泡から流します、
嫌がるようであれば、シャワーを最弱にするか
スポンジにお湯を含ませてすすぎます。
すすぎ残し注意
すすぎ残しは皮膚トラブルの原因にも
なりますので、シャンプーで洗った時間の
倍は時間をかけてすすぎます。
タオルで拭く
シャンプーが終わったら拭いてあげましょう、
ワンちゃん用でも販売されていますが、
洗車用やスイミング用品のスポンジのように
水分を吸ってくれる『スポンジタオル』が
あります、これで大まかにふき取ると
ドライヤーの時間が短縮できます。
目安は水がしたたり落ちないぐらいまで。
ごしごし拭く?
そのあとは吸水性の良いタオルで拭いていきます、
この時もなるべく手のひらや指の腹で空気を
含ませるように優しく拭いていきます。
ゴシゴシ拭くのは止めておきましょう。
足先、顔はドライヤーをかけにくいので
よく拭きます。
目安はブルブルしても水が飛んでこなくなる
まで。
ドライヤー
ドライヤーもワンちゃんが嫌う大きな音が出る
物なので、お尻の方から出来るだけ弱めて
かけていきます。
ブラシを使って乾かす
短毛犬種も長毛犬種も基本的にはブラシで
毛をかき分けながら風を分け目に当てる
という作業の繰り返しです。
ブラシは毛をすくい上げて空気の通り道を
作ってくれますし、同時に残っていた抜け毛も
取り去ってくれます。
頭や顔の乾かし方
ブラシが目に当たらないように
目の近くは指先で乾かします。
前から当てると嫌がる子が多いので
後ろや横から当てるようにします。
この時風量は最弱にするか、ワンちゃん
と距離をあけて当てるようにします。
目の間や鼻筋はティッシュで拭くとすぐに
乾きます。
最後に
ドライヤーを全身に当てて乾かし残しがないか
チェックしてください。
乾かせてない場合、バクテリアは湿気を好む
ので皮膚炎になったり、『洗ったのに臭い』
原因になります。
綿棒で耳の水分を拭きます、
汚れがふやけている時なので
普通の時にするよりもキレイになります。
以上でワンちゃんのシャンプーは終わりです、
『めんどくさいな~』と感じたかもしれませんが
最低限このぐらいの仕方でないと
嫌がるようになるし、皮膚が悪くなります。
難しければ、お家でする必要はありません、
定期的にサロンへ出す事で解消出来ます
大事なのは定期的に洗ってあげる事です。
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